【2021年2月5日締切】まだ間に合う!持続化補助金一般型について知ろう!
持続化補助金とは
「小規模事業者持続化補助金」の略称で小規模事業者が行う販路開拓や生産性向上の取組に要する経費の一部を支援する制度です。
ざっくりいうとビジネスを拡大させたり、効率を上げたりするのに補助金が出るようなイメージですね。
どういった経費が対象になるのかは後程触れていきます。
コロナ特別対応型と一般型がありましたが、現在コロナ特別対応型は公募が終了しており、一般型のみ申請が可能となります。
対象事業者は?
公式では下記のように書いてあります。
商工会地域の小規模事業者等(商工会議所地域は窓口が異なります)
商工会地区窓口 で事業を営んでいる方は都道府県の地方事務局へ
商工会議所地域で事業を営んでいる方はこちら申請にあたって経営計画を策定する必要があります。商工会がサポート致します。
この「令和元年度補正予算 小規模事業者持続化補助金<一般型>」において、受付締切日の前10ヶ月以内に、先行する受付締切回で採択・交付決定を受けて、補助事業を実施した(している)事業者は対象外です。
全国商工会連合会
(共同申請の参画事業者の場合も含みます。)
基本的には10か月以内に持続化補助金の採択をすでに受けている小規模事業者以外は対象者となります。
小規模事業者とは業種ごとに従業員数で判断されます。
- 商業・サービス業(宿泊業・娯楽業除く) 常時使用する従業員の数 5人以下
- サービス業のうち宿泊業・娯楽業 常時使用する従業員の数 20人以下
- 製造業その他 常時使用する従業員の数 20人以下
補助金額について
一般型は補助金額時上限50万円(補助率2/3)+事業再開枠50万円の合計100万円が支援されます。
事業再開枠のみの申請は不可能で、一般型の申請と同時に事業再開枠を申請することが可能となります。
特定事業者は+50万円の上乗せが可能です。こちらに関しては公募要項の内容をご参考ください。
※特例事業者について
持続化補助金公募要項
下記のいずれかに該当する施設で事業を実施する事業者であることとします。
(各指定ガイドラインの詳細は https://corona.go.jp/ を参照してください。)
○屋内運動施設:屋内に運動器具が備えられており、指定するガイドラインに該当す
ると考えられる施設
○バー:風営法第2条第1項第2、3号若しくは第11号に該当して営業許可を取得し、
又は風営法の深夜酒類提供飲食店営業の届出を行っており、指定するガイドライン
に該当すると考えられる施設
○カラオケ:個室にカラオケ設備があり、指定するガイドラインに該当すると考えら
れる施設
○ライブハウス:音響設備が備えられており、指定するガイドラインに該当すると考
えられる施設
○接待を伴う飲食店:風営法2条1項1号に該当し、営業許可を取っており、指定す
るガイドラインに該当すると考えられる施設
*上乗せ分の50万円は、事業再開枠か一般型分に配分可能です。
対象経費について
・一般型
消費者向け、企業向け取引どちらも対象となります。例えば看板、HP作成、ECサイト(通販)の構築、チラシ作成、設備の導入など多種の経費が対象となります。項目は下記になります。
1機械装置等費、2広報費、3展示会等出展費、4旅費、5開発費、6資料購入費、7雑役務費、
8借料、9専門家謝金、10専門家旅費、11設備処分費、12委託費、13外注費
・事業再開枠
一般型がの申請と同時に事業再開枠の申請も可能です。
こちらは感染防止対策を店舗や事務所などで行うのにかかる経費が対象となります。
- 消毒設備(除菌剤の噴霧装置、オゾン発生装置、紫外線照射機等)の購入、消毒作業の外注、消毒液・アルコール液の購入
- マスク・ゴーグル・フェイスシールド・ヘアネットの購入
- 清掃作業の外注、手袋・ゴミ袋・石けん・洗浄剤・漂白剤の購入
- アクリル板・透明ビニールシート・防護スクリーン・フロアマーカーの購入、施工
- 換気設備(換気扇、空気清浄機等)の購入、施工
- クリーニングの外注、トイレ用ペーパータオル・使い捨てアメニティ用品の購入、従業員指導等のための専門家活用、体温計・サーモカメラ・キーレスシステム・インターホン・コイントレー・携帯型アルコール検知器の購入
- ポスター、チラシの外注・印刷費(従業員又は顧客に感染防止を呼びかけるものに限る)
※消耗品(下線)は、2020年5月14日以降補助対象期限までに購入及び使用したものに限ります。なお、「受払簿(任意様式)」等によって、購入日、購入量、使用日、使用量等を管理する必要があります。
まだ間に合う!持続化補助金を申請しよう!
ここまで簡単にですが持続化補助金の概要を説明しました。申請は面倒ですがコロナの時期を乗り越えるためにもぜひ利用していただきたいです。
もし自分でやるのが難しい、知り合いに頼もうと思ったけど忙しくて受けてもらえない。などありましたら筆者まで連絡をください。私の知り合いの専門家の方にお願いすることもできます。もちろん紹介は無償でさせていただきます。
私事ですが先日ニュース番組で東京の個人経営と思われる飲食店経営者の方が嘆いておられるのを見ました。その時言っていたのが『補助金の申請をしたいけどやり方がわから無い。労務士に頼もうと思ったけど忙しいと言われて断られた。』ということでした。
その時知り合いの専門家の方に困っている人がいたらお願いしていいかと聞いたら快くOKしてもらえたので、困っている方の手助けになれればと思いこの記事を書きました。対応できる件数は限られてしまうかもしれませんが何か手助けになれればと思います。
コロナに負けずこの時期を乗り越えていきましょう!!